ブログを再開してみようかと!

皆さま、台風の影響はどうですか?

 

僕も自宅が心配になり、金曜日の講座を終えてから帰宅しました。

自宅は相模川といわれる河川に近く(近くとはいっても、川が視界に入る程ではないのですが)、土曜午後からは避難勧告が入りました。

 

『正常性バイアス』について。

事あるごとにお話しさせて頂いてますが、この台風、まさに自分もその選択ど真ん中におりました。

 

「午後5時にダム放水」と聞いても、それがどの程度危険なのか全くピンとこない中(実はこれ相当危険な状態だったらしく)体調も優れなかったもので、寝っ転がりながら情報を集めてましたが、ダム関係者の皆様の頑張りで、約5時間の引き伸ばし後の放水。

 

ここから、僕の思考は一気に火がついた!と、なれば良いのですが...結果はグダグダ迷って時間ばかりが経っていきます。

 

何故かと言えば、自宅近辺の雨はすっかり止んでいる。道路に水たまりは無い。かつ、家を建てる時に多少の高さを出している。などが根拠だったのですが…テレビやSNSではそういった考えこそが危険ですから、迷わず逃げて下さい!と。

 

アナトミック骨盤ヨガ®でも、「自信と過信を見極める力を育てようよ!」など、偉そうな事言ってますが、この場合、単なる過信なのか?

多分、これで浸水したら、素直に避難所行っとけば良かったとなるのだろうけど...。

 

思考のグルグルは行ったり来たりを繰り返すはがり。

 

とりあえず、解剖学の本やら、ダイソンの掃除機、Yogibo、書類など、運べるものだけは、二階にあげようと!

 

その最中、畳のゴミが気になり出して、掃除機かけたのですが、流石に優先順位が違う事に気が付きました。

 

テレビでは相変わらず、避難、避難を連呼してます。

 

避難しようが、避難しなかろうが、浸水してきたら、それを自らの力で抑える事は出来ない訳です。何故、そこまで避難が嫌なのだろうを考えてみると、

 

①恐らく避難所は僕にとって暑い(熱い)

②知らない人と会話したり、もしかして、両親の知り合いや、学生時代の知り合いがいたら、少なからず交感神経にスイッチを入れなければならない。

③服装も多少気をつかわなければ!

④ただでさえ外出時の準備が苦手なのに、この短時間に何を選べばよいのかを考えだしたら、本当に一時間は超えるだろう事。

 

など、が考えられました。

結果、改めて、僕は1人の時間が大好きな事を思い知らされました。しかし、

 

そんな事考えるより、避難すべきとテレビは煽るように言い、SNSでも「本当に逃げて!」「こんな相模川見た事ないから!」…という状況は変わらずです。

 

『そんな瞬発力ねぇよ!』が最後の決断。

途中から本当に疲れ果ててしまい(ここ数日、発熱していた事もあり)、父の建てた家だから大丈夫という訳のわからない根拠のもと、居座りました。

 

これも、単なる偶然で、はやり避難すべきだったのでしょう。かつ、それにより自治体の方へ迷惑をかける事になるのでしょう。

そう考えると、単なる強情なだけで、本当に鉄砲水のように溢れ氾濫が起きてもおかしくない状況だったのだと思います。

 

 

そして、何より、関係者の皆様、水位コントロールが本当に神技だったようなのです。別なダムとの絶妙なコラボ、雨量、満潮などの考慮されたプロの仕事。

 

 

生かして頂いて、本当にありがとうございます。