ダウンドッグからローランジへと向かう中、手と手の間に「静かに」片足を添えるようにと常々リードさせて頂いています。
その際、ある一定のリズムを保てずに、勢いを使い、股関節のコントロールが出来ない状態に対して、僕は股関節最大の屈筋、腸腰筋の不足をあげさせて頂いてます。
しかし、厳密には、それだけで成し遂げる事が出来る訳ではありません。逆にあのポジションから、腸腰筋の筋力だけで足を運べる方はまずいないはずなのです。
手と手の間に足を置く日は永遠に来ないでしょう、とまで言い切ってしまおうか。
…では、お前のリードは嘘なのか?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、物事には順次というものがあります。
6日間のヨガ解剖学をもっても、まだまだ広い身体という名の宇宙。その時点で本質からかけ離れたディテールばかりを伝えてたとしても、却って皆さん混乱してしまう情報もあるのです。
もっともっと、皆さんの知識が溢れて、足並みが揃ってくる時期が必ず訪れると、10年近く首を長くして待っておりました。
そろそろ話しても、いいのかな...そんな日がやっと来たんだ!という、僕にとって長すぎた、冬の終わりであり、春の息吹。
みんなのこと、ずっと待ってたよ。
昨年から始まったマナワハウスでのデータベースとは、そういった事に対し、検証しながら、落とし込んでいく時間になります。
手と手の間に足を置けない方に対して「腸腰筋を鍛えれたらいいですよ!」というアドバイスは、実は不適切だった!という事実を知ってしまうことになりますが...心の準備はよろしいですか。
■2020年2月15日(土)
vol.39「腸骨筋」
■2020年2月16日(日)
vol.23「大円筋」
単価 12,000円(税別)
同日クラスとのセット受講 15,000円(税別)