『心の傷や、その痛み受け止めるために、
人は眠らなくてはならない』
この言葉、今回のベッドショルダー養成講座テキストの中に、ひっそりと添えさせて頂いた言葉です(恐らく誰も気がついてないかと思いますが…)
40ページ越えのテキストを作るにあたり、企画担当のさかたのりこより、このような事を原稿にして下さい!と幾つもの題材を提出されたのが新年あたりだったような…。
何より苦労した事は...
僕の中の手技の感覚を、誰にも伝わるような言葉に置き換える作業(勉強になりました)
解剖学の言葉とは全然違う、経験から身につけた動きを、確かめるように、何度も咀嚼し、実践しながら言葉に置き換えていくのですが、『それはどんな動き?』『今、どうやりましたか?』と問われ?そう言われてもなぁ…。の繰り返し。
もともと、鍼を刺す延長からの手技になっているので、アーサナ誘導するかのように解剖学的な捉え方なんてしてないので、隠してる訳ではないのだけど…
『どうやってやるの?と言われてもねぇ…こんな感じとしか言えない…』
『それを伝えていく講座なのだから、こんな感じでは伝わらないですよ!』
と言われ、確かにね…
こんな繰り返しが幾度となく続き、本当にギリギリの中、キンコーズへ飛び込んだ徹夜明け、3月の朝。
『心の傷や、その痛み受け止めるために、
人は眠らなくてはならない』
この数年間、僕の中にあった、見えない何かへの憤りに対し、最善なる解決策は
とにかくよく眠る事。
そんな思いをグリンパティックに掛け合わせ、テキストへ綴らせて頂いた言葉。
帰りがけ通りには桜が沢山咲いていて、数時間前では気がつかなかった景色にどれだけ慌てていたんだろうと、2人驚いたものです。
幾つもの想いを込めて、発信させて頂いたこの講座。昨日、無事に1度目が終わりました。
参加してくれた皆さん、本当にありがとうございます。
オフブログまだ、まだ続きますよ!