内田塾初!オンライン講座「アナトミックヨガOnlineLIVE」

 

 

こんにちは。広報担当、もりした ゆうです。

 

母の日を翌日に控えた5月9日。内田塾初のオンライン講座が開催されました。

日本一強度の強いヨガクラス「アナトミックヨガ」をオンラインで開催という試み!

 

私自身、緊急事態宣言発令後、個人でオンラインのクラスを何度かさせていただいてきて、お客様と講師共に集中力が持つのは90分が限界かと感じています。フローのクラスもオンラインには向いていないように感じますし、そばに行って手を添えたり声をかけたりできない中で強度の強いヨガをすることは至難の技・・・この自粛期間に自宅でアナヨガに参加できることはとても嬉しくて、即!参加を申し込みましたが、どんなクラスになるのか想像ができなかったのが本音です。

 

そんな私が2時間、いや3時間!向き合ってきたレポートです。お読みいただけたら嬉しいです。

 

 

 

 

【内田流オンラインクラスは前夜祭から!】

 

前日夜、画面越しではありますが久しぶりに会えた塾生の皆様。

ちょっと恥ずかしさも感じつつ、liveで繋がれて皆、嬉しそうでした。

いつもはウェアで戦闘モードの皆さんも前夜祭では部屋着でリラックス。

「聞こえてますかー?」の返事は「アイーン」!!これも内田流。(笑)

 

内田先生もオシャレ私服で参加。「なんでみんなの部屋はそんなに綺麗なの?」ってしきりに問いかけてらっしゃいましたね。スタジオでは、講座やクラスで顔を合わせてもゆっくり話しをすることってあまりないので、自粛期間でやむなしの画面越しではありましたが、ヨガや仕事以外の話もできて新鮮な時間でした。

 

のりこ先生からzoomの操作方法など明日の説明をいただいて、最後は内田先生から前夜祭に参加してくださった皆様へのプレゼントが!

 

前夜祭限定!コロナに負けない【茎突舌筋の働かせ講座!】

 

舌の筋肉です!ヨガ業界ではよく聞く「自律神経・免疫機能」その辺りにも関係してくる箇所だそうですが、ここ意識してヨガをされてる先生、いないですよね。

 

塾生の皆さんしっかり受け取って、明日への準備万端です!

 

 

 

 

 

【スタンバイOK!!】

 

当日は、始まる1時間前からソワソワ。

SNSでも「スタンバイOK」の投稿が塾生からあがり始めます。

みんなワクワク、そしてドッキドキ!

 

運動量は確実に落ちているここ1ヶ月。そんな中で挑むは「アナトミックヨガ」!

「できるか私!?」そもそも「自宅だから解けば良い」なんて思う参加者はいない集まりなので、このドキドキワクワクビクビクな感覚は皆、スタジオの時と変わらなかったはず。

 

この長い自粛期間、不安を抱えながらも知らず知らずのうちに心を平らに保つことを頑張ってきていた私達。

これまでの日常には、こうやって心が上がったり下がったりがたくさんあったなぁなんて昔のことのように思い出しながらスタートまでの時間を待ちました。

 

 

 

 

 

【日中明るかった水色の空が青色に染まり始めた頃

   「アナトミックヨガOnlineLIVE〜母に捧げるハヌマーン〜」開演】

 

画面から先生の声が聞こえてきます。

両親の顔を思い出していました。

今は高齢の両親に会うことはできない時期だけど、次に笑顔で会えた時、2人に恥ずかしくない背中で在りたい、と。気持ちがぐっと高まります。

 

自宅だけどまるで先生とみんなと同じ空間にいるような。不思議です。そんな感覚になっていました。

 

 

「今日はゆっくり温めていこうね。」何度も何度も身体を確認するように股関節からの動きを繰り返します。少しずつ少しずつ。

身体が深まっていくと同時に気持ちが深く入り始めます。先生の声しか聞こえません。

 

塾生の音声はミュートになっていて音で気配を感じることはできません。

でも先生の声は絶えず届いてきます。絶えず。

その声を聞くことで仲間が今日も全力で、本気であることを確認します。

そんな仲間に励まされて、負けてはいられなくて。

力が生まれます。

 

日頃から言葉での導きだけでヨガをする私達。

その言葉の美しさ、強さ、優しさ、普段のクラス以上に感じます。

 

ぐんぐん夜色に深まっていく空に同調するように集中力が高まっていきました。

 

・・・・・・・

 

自分が暗闇の中でヨガをしていたことに気が付いたのは、フローが1度途切れて、アームバランスのワークに入った時。

スタートから2時間半程が経過していました。

 

 

 

【言葉の力】

 

前言撤回です。

生徒として参加した私の集中は普段と変わらないところまで高まっていました。

2時間以上。

アナヨガ独特のゆっくりとしたペースでのフローは気持ちよく身体を解いてくれました。

そして効かせよう、効かせたいという気持ち。これも確かに生まれていました。

 

 

もちろんスタジオにいる時と全く同じようにはいきません。

ご家族がご自宅にいらっしゃった方も多かったと思いますし、途中で照明を調整したり、窓を開けたりと、動かれた方もいらっしゃったかと思います。

 

でも、オンラインではここは諦めないと。と思っていた「同じ空間を共有している感覚」が私にはありました。

1人きりでヨガをしてるのではなく、先生のもとでみんなとヨガをしているんだって感覚。

それが集中力を高めてくれたし、効かせようという気持ちを生んでくれました。

 

 

オンラインという環境でこの空間を創造できるツールって「言葉」だけです。

 

 

ヨガをお伝えする上で、言葉がどれだけ大切かってこと、身をもって感じた時間でした。

相手の心に届く言葉を紡いでいく術をもっともっと磨いていきたい。このクラスを通してそんな想いが強くなりました。

 

 

 

 

【変化のなかで】

 

シャバーサナから目覚めたところですでに3時間が経過。

オンラインでクラスを3時間指導するって!ご経験のある方なら想像していただけるかと思いますが、相当な体力、精神力を要します。

3時間以上経ってることに気が付いた時、自分のことよりまず内田先生の体力、精神力、そしてそれを保つ集中力に驚きました。我らが塾長はやっぱりただ者ではありません!!本当にびっくりです。

 

 

そして最後、普段どの講座でも内田先生が欠かすことのないお見送り。

オンライン上でも変わらず丁寧に1人ずつ。

今は「以前のまま変わらない」ことに出会うとやけにホッとしますね。

 

 

 

この先、世の中がどのように変化していくかまだわかりませんが、内田塾でもオンラインでの試みが続いていくかもしれません。

内田塾に限って「オンラインだから仕方ない」はありません。

むしろオンラインだから感じられたこと、いただけたものもいくつもありました。

 

変わらないことに安心感を覚えながらも、必要に迫られて変化しなければいけなかった中に何かを見つけていける、そんな私達で進んでいけたら良いですね。

 

 

 

最後になりますが、このクラスの開催を企画、進行してくださったのりこ先生。

「効かせようとしてくれてるのは、すごく伝わってきましたよ」と、のりこ先生も画面越しで私達を見守ってくださっていました。

準備からお見送りまで、素敵な時間をつくってくださってありがとうございます。

 

 

 

また皆さんとオンライン上で、そしてスタジオでお会いできる日がやってきますように!

それまでYouTubeで練習、楽しみましょー!

 

(※YouTube配信は参加者限定のものになります。)

 

Yoga studio 58 主宰

2012年よりヨガインストラクターとして指導を始めるが、間もなく目に見えないものを当たり前のように語る業界に違和感を感じ転職を検討。そんな時、これで最後にしようと参加したWS。「腑に落ちない事まで頷くことが学びではないよ」と話す内田かつのり師の言葉に「この道なら進みたい」とそれ以来、師の元で学びを続ける。

 

解剖学ベースの効果が期待できるヨガの指導をしていく中で、この流派を、内田師匠の教えを、広く正しく広めていける仲間を増やしたいという想いが生まれ、マットの外では、カメラ片手に記事を書く。

 

甘いものと白米がエネルギー源。毎日が食欲との戦い。