こんにちは!
広報担当のもりしたゆうです。
これまで2日間に渡って開催されてきた内田塾データベース。
今回は初の試み。
1日に2講座開催、プラス『アナヨガ』のスペシャルコース!!!
1日を乗り切れるか不安でした(笑)
でも、本当に楽しいと思うことって難なくできるもので気がつけばあっという間に20時。
加えて今回のテーマ「前鋸筋」と「菱形筋」はお隣さん、というか同一で良いんじゃないかって程の関係で、午前午後の学びとアナヨガの時間を通して、ひとつのお話が完結したような1日となりました。
これぞデーターベース!!
この日は朝からずっと「おー!」「ほー!」がどれだけ聞こえてきたでしょう。
前鋸筋、菱形筋、ヨガの業界で働いている方なら、よく口にする名前。
どれだけの理解がありますか。
大好きな友達のこと、恋人のこと、好きになればなるほどもっともっと知りたいと思うもの。
見たことのない表情を見れた時には、胸が踊り出すように嬉しくなるもの。
ヨガをしている人にとってのアーサナは友達や恋人とおんなじで、慣れ親しんだアーサナの中に知らなかった感覚を見つけた時には胸がトキメキ、ワクワクとして自然とキラキラとした表情が浮かびます。
この日はマスク越しでもわかるくらい塾生の表情が何度もキラリと輝きました!
データベースではお馴染みの動画の時間。
今回は今までで一番リアルでした。目で見ると筋肉の連結がすごく捉えやすいんです。本で見るのとは大違い!
こちらはダウンドックの自主練風景。
新しい繋がりを覚えたらどんなふうに体感が変わるのか?
どんな風にリードを加えれば、より効かせることができるのか?
トキメキを形にするために、表情は一転、目の奥にキラキラを残したままスイッチが入ります。
個々の本気が環になる時間。内田塾特有の空気。凛とした時間にいつも自分が律されます。
クラスの価値
「たった60分ちょっとのクラスを作るのに、私達はどれだけの時間を費やしているんだろう。」
講座の最中ふと思いました。
もらったシークエンスを暗記して提供するのも1クラスの作り方。それを求めて足を運んでくださる方がいるならそれが間違っているとは思いません。
でも、クラスの中にどれだけオリジナルの仕掛けが用意されているか。
この数がクラスの価値に大きな差を生むんじゃないかな。
機械式の腕時計とクォーツ式の腕時計、見た目はそう変わらないものでも、お値段にはかなりの差があるのをご存知ですか。外見ではわかりませんが、中を覗いてみるとムーブメントに大きな違いがあります。機械式腕時計には直径4~5センチほどの中に100以上のパーツが仕組まれています。そして精密な設計通りにそれらを組み立てられる技術が無いと正確に時を刻むことはできません。正しい仕掛けをデザインできること、それを形にする技を持つこと。簡単なことではありません。それが合わさった時に大きな価値を生んでいるのが機械式の腕時計です。
ヨガのクラスも同じ。
講座の途中で先生が「僕が1投げたものを、みんなが2、3にしてくれたら本当に嬉しいんだ。」とおっしゃいました。
たった60分ちょっとの時間だけど、あっちにもこっちにも仕掛けを作れて、それを正確に届けられる技術を身につけられたら、身体だけじゃなくてクラスに足を運んでくれた人の心が動くようなそんなクラスを作れるようになって、それは勿論お客様の為であるんだけど、クラスを創る私達自身のハッピーに繋がるんじゃないかなと。そんな風に思いながら聞いていました。
本日最後のお楽しみ!アナトミックヨガ!!
そして学びの後には実戦の時間。
この日の内田劇場。テーマは、パリブルパリブル!!
1日の学びを活かして身体の使い方を実践できる時間であることは勿論ですが、どう導かれるかを演者の立場で体感できる時間は最高に贅沢です。
とてもとてもきつかったけど、内田先生の的確なリードと美しい言葉に導かれ艶のある麗しい時間を過ごすことができました。
ヨガでチームっておかしいかもしれませんが、なんだかこの日はとてもチームワークの良い一体感のあるヨガの時間だったように感じます。
データベースの解剖学は歩きなれた道をお散歩中に「ちょっとこの小道を曲がってみたら、あー!こっちの通りと繋がっていた!」そんな風に体の中を歩き進むような学びです。
「解剖学、学んできたけど好きになれなかった」って方も多いエリアかと思いますが、ヨガをお伝えする上で避けて通ってはいけないエリアです。
志をお持ちの方、データベースまで進んできてください!
クラスの内容は高度です。パーソナルトレーニングも想定しての学びになります。
でもただ難しいのとは違います。高度な内容であるにも関わらず、難しいより楽しい。
小道を曲がった先には、今まで知らなかった感動ポイントがまだまだたくさん隠れているはず!
予期せず突如訪れたコロナ渦の中で、この学びが私達をすくい上げてくれると確信しています。
Yoga studio 58 主宰 2012年よりヨガインストラクターとして指導を始めるが、間もなく目に見えないものを当たり前のように語る業界に違和感を感じ転職を検討。そんな時、これで最後にしようと参加したWS。「腑に落ちない事まで頷くことが学びではないよ」と話す内田かつのり師の言葉に「この道なら進みたい」とそれ以来、師の元で学びを続ける。
解剖学ベースの効果が期待できるヨガの指導をしていく中で、この流派を、内田師匠の教えを、広く正しく広めていける仲間を増やしたいという想いが生まれ、マットの外では、カメラ片手に記事を書く。
甘いものと白米がエネルギー源。毎日が食欲との戦い。
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